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​開催趣意

 日本理学療法士協会と日本作業療法士協会の主催によるリンパ浮腫複合的治療料実技研修会(以下実技研修会)がスタートして8年目を迎えます。コロナ禍により対面によるブラッシュアップ研修の場が失われている現状です。他方、WPTサブグループであるIPT-HOPEにはLymphedemaをメインターゲットとするSIGが設立されており、理学療法分野における国際的な臨床研究の取り組みの機運が高まりつつあります。

 改めて当研究会を考えると、リンパ浮腫の臨床の裏付けとなる学術活動においては、実技研修会と、その後の臨床研究との円滑な連携体制に大きな課題があります。このことは、主催団体が異なる実技研修会においても同様であります。

 当カンファレンスは、一般演題に加え、臨床研究の入り口である文献抄読を網羅的に行い意見交換の題材とし、学術的な観点から症例検討を行うことで、実技研修会と臨床研究の橋渡しの位置づけとして開催するものであります。

日本がん・リンパ浮腫理学療法研究会 第4回リンパ浮腫理学療法カンファレンス

実行委員長 山本 優一

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